少し前から気になっていた、トラ技に連載されたSTM32F446 Nucleoを使用したダイレクト・サンプリングSDR。好評らしく、筆者のセミナも複数回開催されたようです。
だいぶ遅ればせながら、実験してみることにしました。
まずは資料集めから。
以前から持っていたRFワールドNo.22に加えて新規に3冊。そして、トラ技 2021年1月号から5月号のPDF版。
ダイレクト・サンプリングSDRの仕組みの理解と並行して、初めて触るMbedの使い方も初歩から。
簡単なLEDチカから始まり、だんだんと複雑なプログラムとなります。ある程度理解しておかないと途中で挫折しかねませんので、ひたすら資料を読んでお勉強・・・・・。
詳細で丁寧な解説に助けられ、なんとなくわかってきたような感じになってきたところで、トラ技のAM_Rxプログラムを動作させてみました。
提供されているバイナリファイルをボードに書き込んで動作確認。続いてソースをコンパイルして書き込み、こちらもOK。
次に進もうと、CW/SSBを復調できるようにするため、またいろいろ勉強。SSB/CWが受信できるようになれば、以前試したことのある以下の記事のように、コンバータを付加して7MHzを中波帯に落として受信できるようにしようかと。
https://ameblo.jp/coselec1300/entry-12477316544.html?frm=theme
https://ameblo.jp/coselec1300/entry-12477316553.html?frm=theme
https://ameblo.jp/coselec1300/entry-12477316582.html?frm=theme
ここで、ネットで7MHz帯のSSBに対応させている記事を発見。詳細な解説をしていただけていますので、そちらを試してみることにしました。
このサイトのおかげで、ハード面の追加はなくダイレクトに7MHz CW/SSBが受信できるところまで来ました。
フィルタの設定はまだこれからですし、基板の画像をみてわかる通り、アンテナ入力には過大入力防止用のCRなどを入れているだけ。あちこちスプリアス受信があり、感度も低いですが、スーパーローカル局がオンエアするとちゃんと受信できています。
続いて、PCを接続しなくても選局できるように、タクトスイッチによる周波数のUP/DOWNとLCD表示を付加。これで一応、単独の受信機としてなんとかなりそうになりましたので、もう少し細かく検討していくことにします。
まだわからないところが多くありますので、実用になるところまでいけるのかどうかが楽しみです。
JA1VXQ,bin
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