受信感度がちょっと低かったので、回路を見直してみました。
といっても、見るところはほとんどなく、Si5351ローカルの注入レベルとアンテナ入力のマッチングだけ・・・。
ローカルレベルは問題なく、結局アンテナ入力部を少し変更するだけで結構まともになってきました。細かくは送信部を作ったときに調整することにします。
それと、バックでかすかに聞こえるデジタルノイズがあり、これがとても気になります。プログラムをいろいろ変えても変化せず。この原因が接続してあるST_Linkにあるのがわかるまで、結構時間をとってしまいました。
電源供給をST_LinkからFT232ボードに変更し、デジタルノイズ問題はあっけなく解決。スッキリ!!。
実際に7メガの交信を受信。室内アンテナではあまり入感しませんので、庭に停めた車にモービルホイップを立て、同軸ケーブルを屋内まで引き込んできました。
オーディオ・バンドパスフィルタ(BPF)は300/600/900/1200/2400Hzを選択可能としてあります。300Hzですと目的信号のみが聞こえる感じで良好。ただ少し離れた周波数がまったく聞こえませんので呼ばれても気が付かない恐れがあります。自分の好みとしては通常は1200HzのBPFで広い範囲を聞きながら運用し、近隣のQRMが出てきたら900/600と狭くしていく使い方が良いかなと・・・。
とりあえず、受信部の基本部分はこんな感じとして、もう少しソフトの機能を付加しながら、並行して送信部を作成していくことにします。
画像で見る通り、現状ブレッドボード上にジャンパーワイヤだらけですので、そろそろ新しく別のユニットをユニバーサル基板にでも組み、そこに送信部を追加していくようにしようかと思います。
現在、BGM代わりに7メガCWの交信をワッチ中。せわしない移動運用ではなく、のんびりとしたQSOを聞いています。名前やQTH、リグ、アンテナの紹介など。平日、自宅からの運用はそんな感じが良いかなと。なにか、昔の交信風景を思い出すような・・・。
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